Journal Club【20130130】BMIとCCP抗体とRAの関係

 

「Association Between Body Mass Index and Anti–Citrullinated Protein Antibody–Positive and Anti–Citrullinated Protein Antibody–Negative Rheumatoid Arthritis: Results From a Population-Based Case–Control Study」

Arthritis Care & Research 2013;65:107–112

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22674870

 

<目的>

BMIとCCP抗体とRAの関係について検討。

<方法>

ACPAをRA患者(2748人)と対象群(3444人、28%が男性)にて測定した。

回帰分析を使用して解析した。

質問解答郵送形式。

肥満度はBMI<25, 25≦<30, ≧30で分類した。

それらをACPA陽性陰性で分けて解析。ACPA>25 U/mlで陽性

<結果>

患者背景はTable 1。

RAをACPA陽性陰性とBMIで分け、罹病期間、年齢、性別、喫煙歴、飲酒歴、学歴で示した。

女性はACPA陰性でBMI≧30ではRAの率が高い。

男性はACPA陽性でBMI≧30になるとRAの率は低い(Table 2)

他の要素では有意差はない。

 

 

担当:三輪裕介

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