医療倫理【臨床研究リテラシー勉強会第10回】

医療倫理について

 

先週第9回があったばかりですが、さっそく本日第10回が開催されました。第10回は研究倫理についてでした。

研究における3大不正行為(捏造、改ざん、盗用)を行わないこと、オーサーシップ条件はICMJEの基準とすること、重複出版はしないこと、仮説のないままデータハンドリングにて有意差がでたものを研究としないこと(cherry pickingの禁止)と、当たり前だけど、重要なことですね。

インフォームドコンセントについての部分では、通常診療での集積したデータ(血液検査情報、レセプト情報など)利用の場合は、文書同意は必要なく、オプトアウト(ホームページなどにて拒否の機会を与える)か口頭同意+カルテ記載にてOK!、と初めて知りました。

今回の勉強会にて、改めて個人情報保護法や人を対象とする医学系研究に関する倫理指針を理解して研究を行っていかねばと思いました。

 

次回はデータ収集(アンケートの作成方法、データベースの作り方)についてです。

 

(みんな真剣に思い出して小テストを書いてます。)

 

(満面の笑みの矢嶋先生)

 

文:臨床研究チーム

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