当科細沼雅弘医師の論文である「Fragmented QRS complex in patients with systemic lupus erythematosus at the time of diagnosis and its relationship with disease activity 」がPLOS ONEにacceptされました!!
以下本論文の概要となります!!
全身性エリテマトーデス(SLE) は心筋症が予後に重要であり、疾患活動性との関連が示唆されている。心電図所見であるFragmented QRS (fQRS) は虚血や炎症による心室の伝道障害を同定し、不整脈や心不全の予測因子となりうる。本研究にて診断時のSLE患者においてfQRSが疾患活動性と関連することを明らかにした。またその後の心電図にてfQRS消失を認めた例が存在し可逆性の変化である可能性があった。SLE患者におけるfQRSは、SLE心筋症のスクリーニングになりうることが示唆された。