当科矢嶋医師が大型研究費であるAMED研究費を2事業で獲得致しました。
1
配分機関名: 日本医療研究開発機構
事業名:難治性疾患実用化研究事業 診療に直結するエビデンス創出研究分野 希少難治性疾患の診療に直結するエビデンス創出研究(エビデンス創出)
課題名:全身性エリテマトーデス患者の末梢血シングルセル情報を有したコホートによる妊娠合併症の発症機序の解明と発症リスクの同定
研究期間:2021~2023年度
研究費:合計39,000,000円
研究代表者:矢嶋宣幸
研究概要:
SLEの発症年齢は、結婚・妊娠などの重要なライフイベントの時期と重なり、妊娠合併症が多く、また、SLE自体の再燃もされやすいとされています。SLEにおける妊娠合併症が、免疫細胞のバランスや遺伝子発現の異常と関連するという仮説を考えています。豊富な臨床情報を有した学会主導レジストリに全例の末梢血シングルセル情報を加えることで、SLEの妊娠アウトカム、妊娠中や産褥期の再燃、出生児の発達への影響を各症例の遺伝子発現と免疫細胞変化から解明します。
2
配分機関名: 日本医療研究開発機構
事業名:ゲノム医療実現推進プラットフォーム事業(先端ゲノム研究開発)ゲノム・データ基盤プロジェクト
課題名:免疫担当細胞eQTLデータを用いた免疫介在性疾患ゲノム情報からの層別化および予後予測モデルの構築
研究期間:2021~2025年度
分担研究者:矢嶋宣幸
当科では、今後の臨床に還元していけるよう臨床・基礎研究にも力を入れております。
ご興味のある方は、ぜひ一度見学にいらしてください。