リウマチ膠原病内科母性外来を2014年10月に立ち上げてから、7年半が経ちました。
当初の母性外来担当医は磯島を含めた2名でしたが、現在は本院4名(外来へは磯島と三浦が出ていますが、他2名の医師がともにチームとして学び診療をしています)、豊洲1名(徳永)で診療にあたっています。また、外来には助産師がついており、妊娠前から妊娠中、そして産後にかけて途切れないケアを実施しています。
学校、仕事、妊娠、出産、育児と人生には色んなことがやってきます。この外来は、リウマチ・膠原病疾患をお持ちの方、またはそれが疑われる方の妊娠にまつわるあらゆることの相談に乗るべくできた外来です。ご自身の体を正しく知り、妊娠を希望した際にはどんなことが大切なのかを理解しておくことは、とても大切なことです。
妊娠前に中止しなくてはいけない薬を飲んでいたけれど、そうと知らず妊娠してしまった・・・どうしよう。妊娠したかったのに、病状の安定を確認するのに、時間が必要なんで知らなかった・・・なんてことを避けないといけません。妊娠中に薬を使用することが心配だからと内服やめてしまって、病気が悪化してしまった、なんてことも起こらないようにしたいです。
妊娠可能年齢の全ての方を対象としています。ちなみに、男性が妊活に向けて相談にいらっしゃることもあり、男女ともに受診が可能です。直近での妊娠の希望がない方でも、ライフプラン設計のための情報の一つとして、相談に来ていただければと思います。
リウマチ膠原病内科母性チーム 三浦/磯島