桜井先生論文が出版! RA患者さんを対象とした抗精神薬内服と転倒の関連

当科特別研究生である桜井先生(当院薬剤師)による、RA患者さんを対象とした抗精神薬内服と転倒の関連の研究がModern Rheumatologyに掲載。
 
 
Relationship between falls and the use of hypnotics, antidepressants, antipsychotics, and anxiolytics in patients with rheumatoid arthritis: A cross-sectional study
Kosuke Sakurai, Ryo Yanai, Takeo Isozaki, Nobuyuki Yajima
Modern Rheumatology, road118
https://doi.org/10.1093/mr/road118
 
以下サマリーです。
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本研究においてRA患者における向精神薬の使用は転倒に関連すること示唆された。RAは骨粗鬆症による骨折のリスクがあるため転倒予防は重要である。RAの一症状として睡眠障害やうつ症状が発症しやすく、睡眠薬や抗不安薬などの向精神薬が処方されやすい。向精神薬の使用が転倒リスクをあげてしまう可能性があるため、RA患者の不眠、うつや不安への対応は適度な運動やストレスコーピングなどの代替治療も積極的に考えるべき。
 
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