
河森一毅助教の論文が、Modern Rheumatologyに掲載されました!
Risk factors for cytomegalovirus reactivation during the treatment of ANCA-associated vasculitis: A retrospective cohort study of the J-CANVAS study
以下、論文サマリーです
「ANCA関連血管炎は高齢者に多く発生する血管炎で近年治療法の革新目覚ましい疾患である。しかしながら、免疫抑制療法中の感染症も多く経験される疾患でもある。免疫抑制療法中のサイトメガロウイルス(CMV)の再活性化は、重篤な感染症のリスクを示唆する一つの指標としても知られている。今回ANCA関連血管炎の国内24施設での多施設コホートを用いて、治療開始後48週間におけるサイトメガロウイルス感染症の再活性化リスクの検討を行った。多変量解析では、初診時の血液検査における低アルブミン血症および低IgG血症がサイトメガロウイルス感染症の再活性化リスクとなっていた。」