リウマチ膠原病疾患といってもわかりにくいかもしれませんが、関節リウマチがその代表疾患です。 本邦では60-70万人以上の患者さんがいると考えられます。 そのほかにも若い女性に多い全身性エリテマトーデスや手指や全身の皮膚が硬くなる強皮症、筋肉の痛みや筋力の低下などが出現する多発性筋炎や皮膚筋炎などがあります。
このような病気では発熱や関節の痛み、腫脹やこわばり感、あるいは皮膚の発疹や手指の冷感(レイノー現象)、腫脹などが共通してみられます。 また口内炎や外陰部の潰瘍などを繰り返すベーチェット病や、手足の皮疹や紫斑、しびれなどを認めいろいろな全身臓器に異常を認める血管炎症候群なども私たちが専門とする疾患です。 このような症状がある方やなかなか治らない方は一度専門的な検査をお勧めします。
一口にリウマチ・膠原病といってもその症状や程度はさまざまです。少しでもおかしいなと思ったら受診されることが早期治療、早期回復のカギです。一人でも多くの患者さんが回復されるよう、私たちがお手伝いいたします。
外来・診療についてご案内いたします。
受診の際には紹介状は必須ではございません(ただし紹介状がない場合には選定療養費(5,400円)が別途かかります)。
少しでも気になる症状がございましたらばお気軽に受診なさってください。
また、セカンドオピニオンも受け入れさせて頂いております。
初診について |
◆初めて受診される方は、受付時間内に診療申込書、健康保険証、各種医療証を持って「初診受付窓口」へお越しください。 ◆紹介状のある方は、上記3点に加え、紹介状を持って「医療連携室窓口」へお越しください。 受付時間:月曜~土曜 8:30~11:00 |
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再診について | ◆再診は予約制となっております。ご予約の来院指定時間までに、自動再来受付機で受付表をお取りください。 |
休診について | 日曜日、祝日 創立記念日(11月15日) 年末年始 |
外来担当医 | 最新情報はコチラ |
「自分の体の事も心配だけど、やっぱり子供が産みたい」という女性の気持ちを少しでもサポートできたらと思い、当科ではリウマチ膠原病母性外来を2014年10月より開設します。 産科の先生と連携を図りながら、よりよい妊娠・出産にむけて診療を行っていきますのでよろしくお願いいたします。
「2017年5月より全身性エリテマトーデス(SLE)の患者さんのための専門外来を開始いたしました。当科ではSLEを注力する疾患の一つと位置付け、日々診療および研究にあたっております。患者さんと共に病気に立ち向かい、大小さまざまな不安な点を解決できる外来を目指します。」
ANCA関連血管炎 | 42名 |
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全身性エリテマトーデス | 26名 |
多発性筋炎/皮膚筋炎 | 52名 |
関節リウマチ | 39名 |
全身性強皮症 | 9名 |
結節性多発動脈炎 | 3名 |
IgG4関連疾患 | 4名 |
巨細胞性動脈炎 | 8名 |
シェーグレン症候群 | 3名 |
結晶性関節炎 | 3名 |
成人発症Still病 | 12名 |
ベーチェット病 | 5名 |
高安動脈炎 | 1名 |
抗リン脂質抗体症候群 | 0名 |
リウマチ性多発筋痛症 | 2名 |
感染症・不明熱 | 79名 |
288名 |