柳井先生が諏訪総合病院の見学に行かせていただきました。
さまざまな環境が異なる病院を見させていただき、いろいろと感じたことがあったようです。
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3月4日から8日の5日間、長野県の諏訪中央病院総合診療部を見学させていただきました。
諏訪中央病院総合診療部は佐藤泰吾先生を中心に、臨床と教育に力をいれている全国的にも有名な診療科です。多くの勉強会や症例検討会が行われており、熱いディスカッションが繰り広げられていました。特に印象に残った勉強会を上げさせて頂きます。
「昼の勉強会」平日昼に行われていた症例検討会は研修医が症例を持ち寄り、上級医がまとめ、症例を振り返り、重要なポイントを上級医がレクチャーしていくという形式でした。私の同学年の先生から2〜3年上の先生が広い知識をもとに説得力をもって講義している事に非常に刺激を受けました。また、6年近くこの会を継続しているとの事で、その継続力にこの会に対する強い思いを感じました。会に対するメリットを感じていなければ出来ない事であると思います。
「院外の講師を招いた勉強会」諏訪中央病院では膠原病や他の総合診療部の先生を招待して、自分たちが臨床の現場で悩んだ症例を直接相談する機会を設けていました。我々も院外から講師を招き勉強会を主催しておりますが、勉強会で相談する症例の吟味や勉強会自体の運営は我々とは比べ物にならないほど力を入れていました。やはり、大きな収穫を得るためには十分な準備が大切であると感じましたし、効率よく日常臨床を行い自分で時間を作り勉強会の準備を行っている印象を受けました。
今回の見学では特に勉強会の分野においても臨床の現場においても我々との大きな差を感じました。非常に収穫の多い病院見学となりました。非常に熱心に案内をして下さった諏訪中央病院の先生方にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。
柳井 亮
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多くのよい刺激をもらえたようです。
絶えずさまざまな形で刺激が受けれるように、今後も他の医局員が外部医療機関への短期研修を行う予定となっております。
*昭和大学リウマチ膠原病内科では、各医員が年に1回外部医療機関短期研修を行っております。