データの集め方(アンケート・データベース)【臨床研究リテラシー勉強会第12回】

データの集め方について

10月11日、第12回臨床研究リテラシー勉強会が開催されました。今回のテーマはアンケート用紙の作成の注意、データベースについてです。

(作成の上でのコツはなんだと思う?と皆に問いかける矢嶋先生)

・アンケート作成について

アンケート作成の際には、ボリュームが多すぎないように注意、ダブルバーレル(一つの質問で二つの内容を尋ねること)にしない、はい・いいえの順番の統一、社会経済的質問は一番最後に入れ込む、尺度を利用するときは尺度の製作者・和訳者へ許可をとる、などがポイントです。

 

・データベースの作成について

データベースの作成では、費用がかかるものの、データ欠損なくシステムの信頼性・妥当性があるElectronic Data CaptureEDC)システムを用いた方がよいとのことでした。自分たちで作成するEXCELでは、データ保管の安全性などから今後は使用できなくなってくるとのことで早期のEDCでの研究に徐々にスウィッチせねばならないと感じました。

 

(満面の笑みの若林先生、三輪先生)

次回は、記述統計についての講義が予定されており楽しみです。

 

 

文:臨床研究チーム

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