JAK2 as a novel mediator of the profibrotic effects of transforming growth factor β in systemic sclerosis
Clara Dees, Michal Tomcik, Katrin Palumbo-Zerr, Yun Zhang, Alfiya Distler, Christian Beyer, Veronika Lang, Angelika Horn, Pawel Zerr, Jochen Zwerina, Kolja Gelse, Oliver Distler, Georg Schett, Jorg H Distler
University of Erlangen-Numberg, Erlangen, Germany
Arthritis Rheum. 2012 Sep;64(9):3006-15
目的
SScにおけるJAK2の発現調節の機構について、様々なモデルを用いて証明していく。SScの治療のターゲットとなりうるかも含めて検討を行っていく。
結果(重要なもののみ)
Figure 1
SScの皮膚では phospho JAK2は発現が亢進していて、皮膚線維芽細胞はTGFでの刺激によりphospho JAK2は6時間をピークにリン酸化がすすむ。
Figure 3
SSc-fibroblastにTGFを刺激することでSMAの産生は増強していく。一方で、JAK-2阻害薬であるTG 101209を用いることにより、その産生は低下していく。
Figure 5
Bleomycinモデルによるマウスの系でも、TG 101209を用いることで、皮膚硬化の抑制が認め
重要なポイント
SSc患者さんの皮膚ではphospho JAK2の発現が認められることと、その抑制によりvivoにおいても効果が見られた。
ユニークなポイント
長時間にわたるTGFの刺激によって、観察しているところ
今後の論文展開や論文に対する検討課題
ほかのJAK、とくにJAK1における抗線維化作用およびTGF以外の刺激による線維化の変化について2017ARDにin vivoでの肺病変での検討をされていることからも、今後へ期待されるられる。
担当:磯﨑健男