2019年4月15日~17日まで日本リウマチ学会総会・学術集会が開催されました!!今年は京都・国際会館で行われました。私も僭越ながらワークショップで発表させていただきました。
国際会館へは京都駅から市営地下鉄烏丸線に乗ります。私は折角なので始発の竹田駅から乗車しました。昭和感漂うデザインがいいですね。
会場は桜もきれいな国際会館です。
今年入局の河森先生を中心に古屋助教、研修医の川上先生の3人で記念撮影!
ポスター会場です!
今年は以下の内容で日頃の研究の成果を発表してきました。
◆シンポジウム
・矢嶋宣幸
臨床研究のつまずきポイントとその対応
◆ワークショップ
・三輪裕介
関節リウマチ患者に合併する抑うつ状態、血清oxytocin濃度、疾患活動性、ADL、QOLの関連
・三浦瑶子
高齢ANCA関連血管炎患者における生活の質の維持についての検討
・徳永剛広
SLEの病状を呈し、次世代シークエンサーで診断に至った世界で2例目の報告となる、Mycoplasma haemohominis感染症の1例
・西見慎一郎
IL-17は滑膜線維芽細胞からのVEGF、MCP-1/CCL2、ENA-78/CXCL5の産生を亢進させる
◆ポスターセッション
・矢嶋宣幸
全身性エリテマトーデス患者における高血圧および脂質異常症の頻度およびそのリスク因子の研究:探索的研究:LUNAレジストリより
・磯﨑健男
Inhibitor of DNA binding 1 protein is expressed in rheumatoid arthritis
・若林邦伸
CCL11は関節リウマチの滑膜線維芽細胞の遊走能を増強する
・古屋秀和
関節リウマチ骨芽細胞の増殖能におけるADAM-17の役割の検討
・羽多野美香
喫煙、飲酒と全身性エリテマトーデスの疾患活動性との関連の検討(第3報):横断研究:LUNAレジストリーから
・石井翔
関節リウマチ患者における生物学的製剤の使用と血清ADAM-17濃度の検討
・小黒奈緒
肺癌治療中にペグフィルグラスチム(PEG化G-CSF製剤)により大動脈炎を呈した1例
・猪狩雄蔵
Peficitinibの関節リウマチ滑膜線維芽細胞に対する影響の検討
・林智樹
当科における膠原病に合併し死亡に至った真菌症の検討
・谷口夢子
関節リウマチにおける血管スティフネスの上昇は、骨塩減少、原疾患の疾患活動性の上昇と並行している
・細沼雅弘
全身性エリテマトーデス症例の12誘導体表面心電図におけるFragmented QRSと疾患活動性の関連
◆ランチョンセミナー
・矢嶋宣幸
QOL向上を目指したSLE患者の長期管理
また、2日目の昼には、現在オーストラリアへ留学中の磯島助教と留学先のMonash UniversityのDr Ericと昼食会を開催しました。残念ながら私は出席できなかったのですが、非常に有意義な時間を過ごせたようです。
新年度最初のイベントである日本リウマチ学会は終わりましたが、この後ヨーロッパリウマチ学会、アメリカリウマチ学会と当科では日々の研究の成果を発表していく予定です!今年も進化し続ける昭和大学リウマチ・膠原病内科にご期待ください!
文責:西見慎一郎