Interleukin-17A Inhibition Diminishes Inflammation and New Bone
Formation in Experimental Spondyloarthritis.
van Tok MN1, van Duivenvoorde LM1, Kramer I2, Ingold P2, Pfister S2, Roth L2, Blijdorp IC1, van de Sande MGH1, Taurog JD3, Kolbinger F2, Baeten DL4.
Arthritis Rheumatol. 2019 Apr;71(4):612-625.
【目的】IL-17抑制による骨新生抑制効果
【結果】HLAB-27 transgenic ratを用いて、脊椎炎、末梢関節炎を惹起させた。Immunization前にIL-17A抗体を投与することによって、関節炎だけでなく、マイクロCTにおいても骨増殖性変化は抑制されていた(Figure 2,3)。一方で、関節炎、脊椎炎を発症させたのちに、IL-17A抗体を投与しても関節炎、脊椎炎の抑制、また骨増殖の抑制も確認された(Figure 4,5)。
【重要なポイント】IL-17Aの抑制によって、形態的に骨増殖性変化を抑制された。
【今後の論文展開や論文に対する検討課題】IL-17Aの直接的な作用によるものか、あるいはほかに関与するタンパクが存在するのか?
担当:磯﨑健男