IL-17Aが実験モデルの脊椎関節炎の骨新生を抑制した【Journal Club 20190424】

Interleukin-17A Inhibition Diminishes Inflammation and New Bone
Formation in Experimental Spondyloarthritis.

2019 Apr;71(4):612-625.

【目的】IL-17抑制による骨新生抑制効果

【結果】HLAB-27 transgenic ratを用いて、脊椎炎、末梢関節炎を惹起させた。Immunization前にIL-17A抗体を投与することによって、関節炎だけでなく、マイクロCTにおいても骨増殖性変化は抑制されていた(Figure 2,3)。一方で、関節炎、脊椎炎を発症させたのちに、IL-17A抗体を投与しても関節炎、脊椎炎の抑制、また骨増殖の抑制も確認された(Figure 4,5)。

【重要なポイント】IL-17Aの抑制によって、形態的に骨増殖性変化を抑制された。

【今後の論文展開や論文に対する検討課題】IL-17Aの直接的な作用によるものか、あるいはほかに関与するタンパクが存在するのか?

 

担当:磯﨑健男

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

私たちと一緒に学びませんか?

プログラム・募集要項はこちら


昭和大学病院
〒142-8666 東京都品川区旗の台1-5-8
アクセスマップ
電話:03-3784-8000(代表)

[初 診]月曜~土曜 8:00~11:00
[再 診]月曜~土曜 8:00~11:00(予約のない方)
[休診日] 日曜日、祝日、創立記念日(11月15日)、年末年始