平成20年4月に昭和大学病院の診療科の改組により新しく単独の診療科として診療・研究を開始いたしました。 リウマチ膠原病疾患の代表的な疾患として関節リウマチが挙げられます。 関節リウマチはその病気としての一般的な認知が進んできており、早期から専門医療機関を受診される方も多くなってきております。 さらに効果的な治療薬である抗サイトカイン製剤も積極的に使われるようになってきており早期診断や早期治療により良好な疾患コントロールや治癒までも目指せるような症例も可能となってきています。
関節リウマチに限らず気になる症状がある方やなかなか治らない方は一度専門的な検査をお勧めします。 紹介状がなくとも問題ありません。またセカンドオピニオン希望のみの受診も広く受け入れておりますので安心して受診してみてください。
当診療科は歴史的には昭和大学が設立された当時の総合内科である第一内科にさかのぼります。第一内科では呼吸器、腎臓、糖尿病専門グループなどとともに私たちのリウマチ膠原病診療グループが専門的診療を担当しておりました。 第一内科の第4代主任教授の川上保雄先生は、1969年第13回日本リウマチ学会総会を主催され、その後任の高橋昭三教授もリウマチ・アレルギー学を中心に診療・研究を指導されてきました。
平成6年から井出宏嗣教授(現名誉教授)が直接指導されるようになり根岸雅夫客員教授とともに第一内科のリウマチ膠原病診療グループの基礎を築いてきました。 2008年4月にそれまでの総合内科講座構成から近年の臓器別専門診療方針に従い新しく改組を行い分離独立した診療科です。
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